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おはようございます。今日も一日宜しくお願いします。

行動経済学で「双曲割引」と言う言葉があります。

これは「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という、

今までの経済学理論では説明できない非合理的行動を説明す

る概念として注目されています。

人は「目の前の報酬を過大に評価し、将来にある報酬や罰則を

過小評価してしまう」という性質の事です。

ダイエット、運動、勉強、仕事を先延ばしにしないと言う

好ましい習慣を身につける事が難しいのはこの

「双曲割引」という性質があるからです。

１ケ月後の５キロ減よりも目の前のケーキを選んでしまう。

来週のテストより、今のツイッター、YouTubeを選んでしまう。

そしてこの双曲割引で目の前の報酬を選んでいると

何事も達成できないので自己否定感が増します。

「私は何一つできない」と自己否定感。

この自己否定感が増すと「意志力」が低下して

常に目の前のケーキを選んでしまいます。

負のスバイラルに陥る事になります。

さて、ではこの状態を改善する方法は何なのか？

まずは、自分の行動を観察する所からスタートします。

社会のルールは

「目の前の報酬に飛びつかないで

将来の報酬のために行動する人」

が活躍できる仕組みがあります。

　このような行動経済学の理論も受験にとても

役立ちます。この双曲割引と言う概念理解は

とても重要です。概念を理解すると

それに対応する事ができます。

心理学と受験は密接につながっています！